2021.05.28 [ ブログ ]
今時の経理事務
総務経理の岡住です。
5ヶ月ぶりの投稿になります。
前回はレンダリングの話を書かせて頂きました。
最終的にはクラウドレンダリングなるものを発見。
その後の検証も進み圧倒的なレンダリング速度で導入に至りました。
導入コストもハード面を数年おきに更新する必要がなく、抑えることに繋がりました。
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前回のブログはこちら⇒レンダリングテストの巻
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今回は、今時の経理事務について書かせていただきます。
〇〇高校の商業科卒業後、三十数年が経過します。
当時は、簿記の授業で借方(かりかた)・貸方(かしかた)から始まり、何故仕訳の左側を借方と呼ぶのか理解出来ず丸暗記したことを思い出します。
実務では簿記で学習したとおり振替伝票等に仕訳を記入、総勘定元帳・得意先・仕入先元帳に転記、更に貸借対照表・損益計算書へ転記します。
転記洩れにより当期利益が合わないことは良くあることで原因究明に時間がかかる時代でした。
追い打ちをかけるように消費税が導入され、消費税抜き経理を必要とし、消費税の計算を間違えることもしばしば。
税抜き金額と消費税を足すと税込み金額に合致しないことも稀に発生。
経理担当者は大変な時期でした。
会計ソフト(経理用のパソコンソフト)も今のようなWindowsではない時代。
はじめて会計ソフトに出会ったのがWindows3.1(Windows95の前身)対応の弥生会計でした。
当時業務用の会計ソフトとしては高価なものばかりが存在し、弥生会計は安価な市販ソフトとして画期的でした。
仕訳を入力すると各種帳簿へ自動的に転記され貸借対照表・損益計算書の当期利益が合わないことが無くなりました。
計算間違いを見つけることから解放され、入力間違いをしないことに注意を注ぎます。
消費税計算に関しても、消費税の係るもの係らないものを理解し入力するだけで集計されます。担当者としては衝撃的でした。
現在は経理のパソコン使用はごくあたり前で、AIへの移行期にも入っています。
・インターネットバンキング
・フィンテックサービスによる仕訳自動作成
・給与計算から社会保険手続き
・各種電子申請など
確実に経理事務の合理化は進んでいることを実感します。
更に昨年より始まっている行政手続きの印鑑廃止により、手続書類の変更や手続きの簡略化が進み各種手続きの情報再収集も必須になっています。
先日まで捺印送付していた書類に印鑑が要らなくなったり、電子証明書が無くても申請手続きが出来るようになったりと刻々と変わってきています。
これからの時代、経理はパソコン知識も重要な位置付けになり、知識習得は必須と思う今日この頃です。
みなさまの会社の経理担当者はどう感じていらっしゃるでしょうか?
それでは 今回はこのへんで....
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