2026.03.11 [ ブログ施工進捗 ]
【再販リノベレポ02】第2話:構造編これなら安心!既存構造や補強状況を確認し、耐震補強計画を作成
今回ご紹介するのは、平屋住宅リノベーションにおける
「既存構造の確認」と「耐震補強計画」の工程です。
目に見える内装がきれいになることももちろん大切ですが、安心して長く住み続けていただくために最も重要なのは“見えない部分”。
構造の状態を丁寧に確認し、必要な補強を計画していきます。
01|解体後の構造現況確認

内装材を撤去すると、柱・梁・土台などの構造体が現れます。
まずは既存の骨組みの状態をチェック。
・柱の傾きや腐食はないか
・梁に割れやたわみはないか
・金物の有無や固定状況はどうか
既存図面だけでは分からない建物の現況を確認していきます。
今回の物件は築52年と年数は経過していますが、白蟻被害は見受けられず、建物を支える構造部分にも大きなひび割れ等はなく、良好な状態を保っていました。
02|接合部・金物の確認

地震時に大きな力がかかるのが「接合部」です。
柱と梁、柱と土台がどのように固定されているかを確認します。
古い住宅では金物が不足していることも多く、補強が必要かどうかを判断します。
03|壁量・耐力バランスの確認

耐震性に大きく関わるのが“壁量”です。
どの位置に耐力壁があり、全体のバランスがどうなっているかを確認します。
耐力壁とは、地震の横揺れや強い風(水平荷重)など、建物に横からかかる力に対抗し、倒壊を防ぐ重要な構造壁のことです。
平屋住宅は2階建てに比べ有利な面もありますが、壁の配置バランスが偏るとねじれが生じる可能性があるため、慎重な検討が必要です。
04|必要箇所の補強計画立案
現地確認の内容をもとに、どこにどのような補強を入れるかを計画します。
・耐力壁の新設
・ 構造用合板の施工
・接合金物の追加
・基礎補強の検討 etc…
今回は、第三者機関から地盤および建物の基礎ともに健全であるとの診断結果が得られました。
一部の柱に金物補強を施すことで、耐震基準への適合を証明できる見込みです。
05|耐震補強の施工

計画に基づき、実際に補強を行います。金物を適切に施工し、耐力を確保。
施工精度が耐震性に直結するため、細部まで確認しながら進めていきます。
既存住宅の状態を正しく把握し、必要な補強を施すことで、これからの暮らしを安心して支える住まいへと生まれ変わります。
完成後には見えなくなる部分だからこそ、私たちは丁寧に向き合っています。
次回は給排水配管編を紹介予定です。
毎日の暮らしに欠かせないインフラ部分についてお伝えします。
◀前回:【再販リノベレポ02】第1話:解体編「築52年の戸建て住宅がスケルトンに!見えない部分を徹底解説」
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