2020.12.21 [ ブログ ]
レンダリングテストの巻
こんにちは、総務部の岡住です。
今回は設計部より「3Dパースのレンダリング時間が速くできないか」と相談がありましたので、新規PC購入検討も含め速度検証を行ってみました。
・テストPC ①（現状PC）
HP EliteDesk 800 G2 省スペース型
Windows 10 Pro x64 Ver.1909
CPU Core i5-6500
グラフィック オンボード Intel
Mem 16GB
2.5インチSSD 256GB
初期導入費用 4年程前に10万円前後で購入したPC
・テストPC ②（購入検討中PC）お取引先よりお借りしました！
アプライド ゲーミング用PC タワー型
Windows 10 Pro x64 Ver.1909
CPU Core i7-10700
グラフィック GeForce RTX 2070 Super
Mem 16GB
M.2 SSD 500GB
初期導入費用 2020年購入の20万円前後のPC
・レンダリングソフトソフト AandA社 Renderworks 2015
まずは、お取引先からお借りしたPCに直接レンダリングソフトをインストールするわけにはいかないので、内臓のM.2 SSD を取り外し、
検証用に購入したM.2 SSD と交換します。
交換作業は、ネジ1本外すだけで非常に簡単です。
さすがタワー型。
メンテ性バッチシ！
但し、急に寒波が訪れたので静電気対策は必要になります。
愛用のリストバンドです。
メモリ増設、CPU換装等に使っています。
SSD交換後、Windows10のインストール作業からはじめます。
今回は借用時のVer.が1909でしたので最新Ver.20H2を使用せず、旧ver.1909に合わせます。
M.2 SSDの為、インストール作業は無茶苦茶速い！ 15分位？
Windows XP をHDDにインストールしていた頃は最低2時間ざらでしたので．．．
技術革新を感じますね！
インストール後はWindowsのUpdate作業です。こちらもスムーズに終わります。
次にレンダリングソフトソフト AandA社 Renderworks 2015 のインストールに入ります。
VectorWorks 2015 Fundamentals と一緒にインストールされます。
Fundamentalsのソフトを起動してみました。
現状PCより立ち上がりがスムーズに感じました。と言っても劇的とまでは感じません。
既存PCが既にSSDに換装済みだからでしょうか？
テストをしたいのはRenderworks の方なので、レンダリング速度を測定します。
テストデータの測定結果・・・
〈現状PC〉 9時間
〈借用した購入検討中PC〉 8時間
ガーン！
4世代前のCPUとあんまり変わんないじゃん！ という結果に。
CPU がXeonシリーズでないと高速化出来ないのかな？
最近のCore i7はXeonとそんなに遜色ない書き込みがあったので期待していたのですが。
新規購入は一旦中止の方向で考えることに致しました。
レンダリングの高速化の他の方法を模索します。
クラウドレンダリングなるものが。
ふむふむ。
クラウド上でレンダリングをかける方法のようで、複数PCを同時に稼働させ高速化処理。
これが出来れば高速化に繋がるかも．．．
詳細は次回迄の宿題とさせて頂きます。
乞うご期待！
以上、パソコンオタクの岡住でした！
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