設計部の川崎です。

今回は、合格祈願のお参りに行ったお話しです。

 

我が家には現在受験生の子がいるので、願掛けでお参りに行こう！ということになりました。

合格祈願といえば、学業の神様″菅原道真公″を祀ってあることで有名な「太宰府天満宮」ですよね。

この太宰府天満宮、道真公が薨去（こうきょ）されてから令和9年（2027）で1,125年になるそうで、その式年大祭前に、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行っている、とのこと。

（太宰府天満宮　公式HPより）

 

改修には約3年かかるそうで、その間は御本殿前に設けられた「仮殿」にお参りします。

TVやHPで見ましたが、この仮殿がとてもユニークです。

屋根の上に天満宮敷地の植物を移植してあるそうで、屋根に雑木林のようにニョキニョキ生えています。

 

こちらも直接見てみたい！とは思ったものの、コロナの自粛期間を過ぎた今、参拝客がものすごく多いのを、地元のTV中継などで見かけました。

「めちゃめちゃ人が多いやん…」

ひと頃より新型コロナ感染症の威力は弱まったとはいえ、受験生には大敵です。インフルエンザも猛威をふるっていると聞きます。

 

そこで、太宰府天満宮ほど人が多くない、でもちゃんと道真公を祀ってある、小倉の「菅原神社」にお参りすることにしました。

 

　　

 

この菅原神社、小倉北区のモノレール「旦過駅」から徒歩2分、いわば街のど真ん中にあります。

周囲はビジネスホテルや飲み屋さん等へ続く道沿いにありますが、その小さな境内の中に来ると、その街中であることを一瞬忘れるような佇まいです。

 

以前からこの神社のことは知っており、参拝する方・入口の百度石を往復しながら祈願する方など見かけていましたが、自分がお参りするのは10数年ぶりです。この日も三々五々、参拝客が来ていましたが、云わば穴場なスポットで、ゆっくりのんびりお参りすることができました。

 

道真公を祀ってあるので、境内にはやはり合格祈願などを書き込んだ絵札も下がっています。

ちなみに、お守りや絵札は社殿の中に陳列され、代金は賽銭箱に入れる形です。

（申し込みしていれば、御祈祷もしていただけますよ）

境内の横には、ちゃんと御神牛も鎮座しています。

なんとも良い表情の像で、皆が願掛けしてなでた鼻先がピカピカです。

 

　　

 

 

ゆっくりお参りした後は、すぐ近くの旦過市場へ。

なじみ深いお店や仮設店舗で営業しているお店など、火事からの復興を祈って、わずかばかりですが応援の気持ちでお買い物して帰路につきました。

 

 

 

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