2023.05.10 [ コラム ]
車・バイク好き必見!リノベーションでお洒落なガレージを作るには?
車・バイク好きなら、一度は憧れるお洒落なガレージ。
外にそのまま駐車したり、簡易的なカーポートを作ったりしても事足りますが、利便性やセキュリティーの観点からもインナーガレージはおすすめです。
本記事では、リノベーションでガレージを作るための主な方法、メリット・デメリット、注意点などをご紹介します。
目次
リノベーションでインナーガレージを作るには?主な3つの方法
ひとことにガレージといっても、「インナーガレージ」「ビルトインガレージ」「ガレージハウス」などさまざまな呼び方があります。いずれも住宅と一体型にガレージスペースが設けられている構造です。
新築を建てる際に一緒にガレージを作ることが一般的ですが、既存住宅をリノベーションすることで、憧れのガレージを作ることもできます。
リノベーションでインナーガレージを作る方法は、主に次の3つです。
住宅の1階部分をガレージに変更する
最もよく使われる方法は、住宅の1階スペースをリノベーションすることです。1階のスペースを一部解体して、床をコンクリートに変更します。入り口にシャッターやスライダーを取り付ければ完了です。
庭スペースをガレージに変更する
庭のスペースを利用してガレージにする方法もあります。解体作業は不要になりますが、コンクリート土間やシャッターだけでなく、外壁工事や屋根の取り付けなども必要です。また新しくガレージを設けることになるので、建築基準法を遵守して作らなければなりません。
フルリノベーションで間取り全体を変更する
住宅の一部をリノベーションするのではなく、全体をフルリノベーションしてしまうのも1つの方法です。自由に間取り変更ができるので、居住スペースとガレージのバランスを考えながら設計ができます。
自由な設計でこだわりのスペースを作れる分、費用は最もかかります。
インナーガレージのメリット
「愛車を眺められる」憧れのインナーガレージですが、メリットはそれだけではなく、さまざまあります。
車やバイクの劣化を防げる
外に駐車している車やバイクは、雨や直射日光に晒されている状態です。さらに鳥の糞や黄砂、暴風雨による障害物などからもダメージを受けます。部品の錆や塗装の剥げ、汚れや傷などもできやすい環境にあるのです。
インナーガレージがあれば、外からのダメージを回避でき、車やバイクの劣化を防ぐことができます。メンテナンスもしやすく、きれいな状態を維持できるはずです。
防犯性が高くなる
不特定多数の人の目に付く屋外は、車やバイクを誰かに傷つけられたり、盗まれてしまう可能性もあります。また月極駐車場など、自宅から離れた場所に車を駐車している場合は、乗り降りや自宅までの帰路の防犯性が希薄になります。
そういった意味でもインナーガレージがあると、車の安全はもちろん、乗り降りの際も安心でき、防犯性が高まります。
自宅への行き来が楽になる
インナーガレージは自宅に直結しているため、自宅への行き来が大変楽になります。
特に大きな荷物を運ぶときはもちろん、小さい子どもや高齢者がいる場合なども、直接車から自宅へ行き来できるので便利です。天候に左右されることもなく、濡れずに室内に入ることができます。
固定資産税が安くなる
条件によっては、固定資産税が安くなることもあります。インナーガレージが小さめで、住宅の延べ床面積の1/5以下であれば固定資産税が優遇される場合があります。
また、インナーガレージでは考えにくいですが、カーポートのように屋根だけ設置する場合は、固定資産税はかかりません。
インナーガレージのデメリット
多くのメリットがあるインナーガレージですが、次のようなデメリットもあります。リノベーションを決める前にデメリットを踏まえて検討してみましょう。
居住スペースが狭くなる
インナーガレージは多くの場合、1階を解体してガレージを作ります。そうすると当然ながら居住スペースは縮小します。1階すべてをガレージにしてしまった場合、居住スペースは2階のみとなり、キッチン・お風呂・トイレなどの水回りもすべて大移動しなくてはなりません。リノベーション費用も多くかかることになります。
将来的に階段の上り下りや不便さを感じることもあるかもしれません。居住スペースとガレージの面積は、バランス良く考えてリノベーションしましょう。
場合によって固定資産税が高くなる
固定資産税が安くなるメリットがありましたが、逆に固定資産税が高くなるリスクもあります。ガレージのスペースが大きいと、税金がかかってしまいます。
耐震補強が必要になる
インナーガレージは、1階部分に作ることが多いため耐震補強が必要になる場合があります。その場合はリノベーション費用の他に、耐震補強工事の費用がかかることになるので注意してください。特に木造住宅の場合は、ガレージのリノベーション自体ができないこともあります。
耐震補強工事は自治体によって、補助金がでる場合があります。コストを抑えるためにも確認してみてください。
インナーガレージのリノベーションの費用
インナーガレージのリノベーション費用は、工事の規模や方法によって異なります。ここでは「1階をガレージにする工事」「庭をガレージにする工事」「フルリノベーション」の3つの費用相場をまとめました。
1階をガレージにする工事 | 200万程度 |
庭をガレージにする工事 | 150〜300万程度 |
フルリノベーション | 800〜2500万程度 |
庭をガレージにする工事は、1階を工事するよりも費用がかかります。外壁工事で住宅と繋げるように工事する必要があるからです。
上記の費用はあくまで目安ですので、ガレージの広さによっても費用は上下します。住宅が古かったり、木造であったりする場合は、耐震工事費用が追加になるかたちになります。
ガレージのリノベーションの注意点
ガレージのリノベーションでは、次のポイントに注意が必要です。
・耐震強度を確認する
・敷地の建ぺい率・容積率を確認する
1階をガレージにする場合は特に、耐震強度を確認しなければなりません。古い木造住宅の場合は工事自体が難しい場合もありますので、事前に耐震診断を受けておきましょう。
庭をガレージにする場合は、建築基準法関連規定を遵守した工事が必要になります。庭の広さや駐車スペースの広さにおいて、建ぺい率や容積率などの細かい規定があります。建築基準法関連規定に沿った設計をおこなわないと、建築許可がおりないため注意しましょう。
株式会社ディックのお洒落なガレージ事例
ここでは、リノベーションで作ったバイクインナーガレージの事例を紹介します。
築20年の持家のリノベーションと同時にガレージの内装も施工した、いわゆるフルリノベーションの事例です。
木目やレンガ調の壁紙といコンクリート調の塩ビタイルで個性的な空間に。
壁面のロゴをあしらったステンレスのサインも目を引きます。
北九州で憧れのガレージを実現するならディックへ
インナーガレージは車やバイクの劣化を防ぐ、セキュリティーが向上するなどさまざまなメリットがあります。しかし既存住宅にインナーガレージを作る場合、居住スペースとのバランスや、耐震強度、建築基準法関連規定などを確認する必要があります。憧れのガレージを実現させるためにも、豊富な施工実績がある施工会社を選んでみてください。
北九州にある株式会社ディックは、30年の信頼と毎年500件以上の施工実績を持つリノベーション会社です。難易度の高い施工や、お客様の要望にも柔軟に対応できます。ガレージで趣味を存分に楽しむ暮らし、始めてみませんか?まずはお気軽にご相談ください。
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