2022.11.30 [ コラム ]
お風呂リノベーションの費用は?注意すべき3つのポイント
「お風呂を新しくしたいけど費用はどのくらい?」
「今ある予算でどんなリノベができるのか知りたい」
「お風呂のリノベーションで注意する点は?」
今回はこういった疑問にお答えします。お風呂のリノベーション事例も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
お風呂(バスルーム)のリノベーションの相場
お風呂のリノベーションの相場は、約80〜112万円といわれています。
参考:リフォームガイド
これはあくまで相場なので、安ければ20万円程度、高ければ200万円以上のリノベーションも可能です。費用にこれだけ差がでるのは、お風呂のグレードやサイズによって費用が上下するからです。
より現実的にコストを抑えて20万・60万程度の予算でリノベーションする場合は、次のようになります。
予算20万円程度でリノベーションする場合
予算20万円程度のリノベーションの場合、浴槽・床・壁・天井の全体的な塗装で、浴室の雰囲気を変えることができます。そのほか、壁全面のパネル貼りや壁と床のシート貼りもしくはタイル貼りなども可能です。
浴室の全面塗装以外は、部分的なリノベーションになりますが、20万円前後でも十分浴室の雰囲気を変えられます。
予算60万円程度でリノベーションする場合
予算60万円程度でリノベーションする場合、グレードを抑えて古い在来工法の浴室からユニットバスに変更することも可能です。
特にマンションのコンパクトな浴室であれば、50〜60万程度で新しいユニットバスに変えられます。
浴槽を解体する際に、浴室の思わぬ劣化が見つかる場合もあります。その場合は修繕費用が別でかかり、予算をオーバーしてしまうことも。事前に状態を調べてもらい、見積もりをだしてもらうのが得策です。
在来工法とユニットバスの比較
お風呂には「在来工法」と「ユニットバス」の2種類があり、リノベーションする際も基本的にこの2種類から選ぶことになります。
在来工法とは、オーダーメイドのバスルームのことを指します。浴槽の広さ・形・レイアウト、床・壁・天井に至るまで、自由に設計できる作りです。昔のお風呂は大体この在来工法で作られていることが多いでしょう。
一方ユニットバスは、浴槽・床・壁・天井のレイアウトや素材がほとんど決まっているタイプのバスルームです。最近はこのユニットバスが多く普及しており、在来工法からユニットバスに変更するリノベーション事例もよくみられます。
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
在来工法のメリット・デメリット
まず在来工法のメリットは、レイアウトが自由にできる点です。バスタブの広さや床の素材にこだわって、自分だけのデザインや空間を実現できます。
これに対しデメリットは、費用が高いことと、メンテナンスが大変であることが挙げられます。オーダーメイドになるため費用は割高になり、工事期間も長くなります。さらに素材によっては汚れがたまりやすかったりと、お手入れが煩雑になることもあります。
自由度は高いですが、費用が高い点とメンテナンスの点も踏まえて検討する必要があるでしょう。
ユニットバスのメリット・デメリット
ユニットバスのメリットは費用が安いこと、メンテナンスがしやすいことが挙げられます。在来工法のバスルームで挙げたデメリットを、ちょうど解消できるかたちになっています。
ユニットバスは決められたレイアウトと素材を用いて組み立てるので、費用が安く工事も早くおわります。スキマに汚れがたまりにくかったり、撥水や防カビ加工が施されてあったりして、管理がしやすいといえます。
一方でデメリットは、レイアウトや素材があらかじめ決められている点です。こだわりがある方には不向きだといえるでしょう。「毎日使うバスルームだからこだわりたい!でも予算は限られている…」という方は、ユニットバスでも部分的に素材を変えたり、大きさを変えたりすることも可能です。
お風呂(バスルーム)リノベーションのポイント
お風呂のリノベーションには、お風呂だからこそ気をつけるべきポイントがあります。色やデザインなどに目が行きがちですが、それだけにこだわっていると、のちのち「こうすればよかった……!」と後悔することも。
お風呂のリノベーションをする際に、気をつけておきたいポイントをまとめました。
メンテナンスがしやすい素材選び
常に湿気の多いバスルームは、カビや汚れが発生しやすい空間です。こだわって選んだ床や壁なのに、タイルの溝にカビや汚れがたまりやすいなんてこともありえます。
毎日掃除が負担になってしまうので、あらかじめカビ・汚れが付きにくく、落ちやすい素材を選ぶのがよいでしょう。
家族構成に応じた広さやバリアフリー対応
家族構成に応じて広さなども考えたいポイントです。特に小さな子どもや高齢の方がいる場合は、それに合わせた浴槽の大きさやバリアフリー対応も考えたほうがよいでしょう。
親子で入っても十分な大きさ、高齢者にとっても出入りがしやすく、入浴介護ができるサイズなど、現状の家族構成はもちろん、将来もみすえて広さを確保しておくのがおすすめです。
リノベーション期間中の対策
毎日使うバスルームですが、当然ながら工事期間は使えません。1〜2日程度の工事ならなんとかなりそうですが、工事期間が長くなると大変不便です。
近くのスーパー銭湯を利用したり、一時的に簡易シャワーを設置するなど、リノベーション期間中の対策を考えておきましょう。
お風呂(バスルーム)のリノベーション事例
ここからは、実際のお風呂のリノベーション事例を紹介します。
リノベーションを検討している方は、ご参考ください。
モノトーンでまとめた高級感のある浴室
全体をモノトーンでまとめたお風呂のリノベーション事例です。
ユニットバスはPanasonicのLクラス。カウンターなどは、和の雰囲気を持ち合わせた御影石風の素材を使用しています。
ナチュラルなブラウン系で落ち着きのある浴室
ナチュラルな木目調の壁が落ち着いた雰囲気のリノベーション事例です。ユニットバスはTOTOのサザナを採用。浴室での洗濯にも便利な浴室換気暖房乾燥機を設置しました。
丸い暖色ライトとピンクが柔らかい雰囲気の浴室
ピンク色のバスタブにこだわったバスルームのリノベーション事例です。丸いサークルライトがさらに柔らかい空間に仕上げてくれます。クリーム系カラーとサークルライトは、優しい・柔らかい雰囲気にしたい場合におすすめです。
まとめ
お風呂のリノベーションの相場は約80〜112万ですが、素材のグレードや広さ、種類によって費用は変わります。デザインにこだわりすぎると、予算オーバーになったり、いざ使ってみると使い勝手が悪かったりすることも。予算・手入れしやすい素材の選定・将来を見据えたサイズ選びなど、検討すべきことは多岐にわたります。
リノベーションでなかなか答えがでない場合は、まずリノベーション会社に相談してみるのも1つの手です。予算と希望を伝えて、その上で理想に沿った提案をしてもらえるでしょう。
北九州市の株式会社ディックは、多くのリノベーション事例があり、ご希望に合わせたご提案が可能です。無料の個別相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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