2023.12.04 [ コラム ]
リノベーション物件の探し方と注意点!リノベ向きの物件とは?
リノベーションするための中古物件探し。実はさまざまなポイントや注意点があるってご存知でしたか?立地や価格だけで選んでしまうと、いざリノベーションするときに後悔してしまうことも。そうならないために、リノベーション向き物件の探し方のポイントを押さえておきましょう。
中古物件には、マンションと戸建てがありますがそれぞれメリット・デメリットがあります。リノベする中古物件選びで、マンションか戸建てで迷っている方は、まずはこちらの記事をチェックしてみてください。
マンションと戸建て、買うならどっち?メリット・デメリット解説>
本記事では、リノベーションするための中古物件全般の探し方のポイントや注意点をご紹介していきます。
目次
リノベーション向きの物件の条件
理想のリノベーションを成功させるには、まずは適切な中古物件選びが重要です。物件探しの際は次のポイントを押さえておきましょう。
築年数
築年数が高ければ高いほど、価格は安価になります。とにかくお得に中古物件を手に入れたいと考えると古い物件はお得に思えるかもしれませんが、その分リノベーション費用は高くなるので要注意。逆に築浅の物件を選んでしまうと価格は割高になり、内装の劣化も少ないためリノベーションする余地も少なくなります。
築年数と価格を天秤にかけ、両者のバランスがよいとされるのが築年数20〜25年程度が目安です。
物件の資産価値は、築20年程度で価格の下落が落ち着いてきます。内装や設備も20年程度で劣化して買い換え時期になり、リノベーションに絶好のタイミングといえるでしょう。
物件を選ぶ際は、築年数20〜25年程度を目安に探してみましょう。
構造
建物の構造には主に「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。
リノベーションでは、間取りを変更したり、水回りの位置を変えたりする自由な設計が可能です。しかし、建物の構造によって、これが制限されることがあるのです。
間取り変更がしやすいとされるのが、ラーメン構造といわれる梁や柱で建物を支えている構造です。一方壁式構造といわれる、壁で建物を支えている構造は、壁を取り壊すことが難しいため、リノベーションには不向きといわれています。
リノベーション物件を探す場合は、ラーメン構造の中古物件がベターです。
関連記事:ラーメン構造と壁式構造の違い、リノベーションにおすすめなのは?>
耐震強度(戸建て)
建築基準法で定められた「耐震基準」というものがあります。この基準を満たしていない建築は、新たに耐震工事が必要になり、リノベーション費用がふくらんでしまうことがあります。特に戸建ての中古物件の場合は、耐震基準を満たしているかどうかも確認すべきポイントです。
1981年に建築基準法の大きな改正があったことから、2000年以降に建てられた建物は、この基準を満たしていると考えられます。中古物件を探す際は、耐震強度があるかどうか、管理している不動産屋に確認しましょう。
管理規約の制限(マンション)
マンションには管理規約が設けられています。この管理規約が厳しいと、そもそもリノベーションが許可されていないケースがあるので注意です。自由な設計をおこなうためにも、リノベーションが可否や間取り・水回りの変更が可能であるか管理規約を確認し、なるべく制限が少ない中古マンションを選びましょう。
リノベーション物件の探し方
リノベーション物件の探し方は、主に次の3つがあります。
自力でネットで探す
中古物件はネットのポータルサイトで気軽に探すことができます。ネットから一度にさまざまな物件をチェックでき、豊富な物件数があるのが魅力です。しかし掲載されている情報には限りがあるため、目星を付けたら必ず管理会社などに確認し、実際に内覧をして判断しましょう。
また、ポータルサイト上の物件は必ずしもリノベーション向きの物件ではないため要注意です。
リノベーション会社によっては、リノベーションに適した中古物件に特化して取り扱っている会社もありますので、チェックしてみてください。
不動産会社で探す
不動産会社では、ネットには載っていない優良物件を取り扱っている場合があります。住みたいエリアの不動産会社に相談してみると、条件に合う中古物件をおすすめしてくれるでしょう。ただし、リノベーション向きかどうかの判断は、不動産会社では難しいため、中古物件選びは慎重に判断することをおすすめします。
リノベーション会社で探す
リノベーション会社では、リノベーションを実施する前の中古物件探しの段階から内覧に同行してもらうことが可能です。リノベーション向きの物件かどうか、プロの視点からアドバイスをもらいながら理想の物件を決めることができます。また中古物件選びの段階で、大まかな予算を立てたり見積もりを作ってもらうことも可能です。
中古物件選びに困ったら、いっそのことリノベーション会社に相談するのがよいでしょう。
リノベーション物件探しの注意点
リノベーション物件探しでは、物件の向き不向きだけでなく、物件探しの時点で予算を明確にして資金計画を立てておく必要があります。なぜなら物件購入にあたって、物件+リノベ費用でローンを組んだり、ローン審査や契約をしなければならないからです。つまり事前に必要な費用を想定したうえで、物件を探す必要があります。
また不動産の売買はタイミングが重要になります。不動産は水物であり、よい条件のリノベーション物件があったとしても、手続きがスムーズでなかったり、迷ったりしている間に、他の人の手に渡ってしまうこともあるのです。そうなると、また物件探しは最初からやり直しとなります。
リノベーション物件探しは、自力でおこなうよりも物件の選び方から資金計画までサポートしてくれるリノベーション会社と一緒におこなうのが効率よい方法です。
リノベーションは物件探しから始まっている!プロの同行サービスを利用しよう
リノベーションの成功は中古物件探しにかかっている、といっても過言ではありません。物件探しで失敗すると、その後のリノベーションも思い通りに進まないからです。とはいえリノベーション物件探しは、確認すべきポイントが多岐に渡ります。建築に関する有識者でない限り、リノベーション会社のプロに判断してもらうのが最善といえるでしょう。
北九州にある株式会社ディックは、物件探しからリノベーションまでワンストップでサポートするリノベーション会社です。無料で中古物件内覧同行サービスを承っております。間取り変更はできるのか、水回りは移動できるのか、予算はどのくらいかかるのかなど、プロの視点で診断・アドバイスが可能です。
気になる中古物件があれば、まずはお気軽にご相談ください。
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