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2022.09.30 [ コラム ]

リノベーションで書斎を作る時の注意点やポイント

 

 

最近は暮らしやすさにプラスして、「働きやすさ」も住まいの空間に求められるようになってきました。テレワークといった働き方が浸透してきているためです。また、フルタイムの仕事の他に、家で副業を始める方も増えています。

 

「リノベーションで自宅に快適な書斎を作りたい」
「集中できるスペースがなくストレスを感じている」
「リビングにちょっとした作業スペースを設けたい」

 

このようにお考えの方向けに、本記事ではリノベーションで書斎を作る時の注意点やポイント、費用やおすすめレイアウトなどをご紹介します。

 

 

リノベーションで書斎を作る時の注意点

 

 

 

リノベーションのよいところは、自由な設計ができる点です。既存の空間の一角にワークスペースを設けたり、使われていない空間を有効活用して書斎にするといった自由度があります。

 

しかし実際に書斎を作ってみたら「失敗した」という声も。「こうすればよかった」と後悔しないためにも、次のポイントに気を付けてください。

 

 

場所やレイアウトを考える


 

書斎を作ろうと考えたとき、まず検討するべきは場所とレイアウト。書斎のリノベーションで失敗するケースに多く見られるのは、この場所選びです。

 

例えば、寝室に書斎を作ってしまったケース。夫婦2人や子どもと一緒の寝室に書斎を作ると、家族が寝ている横でなかなか仕事はやりにくくなります。明かりやキーボードの音は、一緒にいる家族にストレスを与えてしまう場合があるため注意です。

 

またリビングの一角に書斎を作る場合も要注意。テレワークをされている方で、ひんぱんにオンラインで会議がある方もいるでしょう。大事なオンライン会議中に生活音や子どもの声などが入ってしまう、大切な商談で相手の声が聞こえないなど、仕事に支障をきたす場合も考えられます。
現在の生活・仕事のスタイルに合った場所・レイアウト選びが重要です。

 

 

コンセントやWIFI環境を確保する


 

テレワークに欠かせないのが、コンセントやWIFI環境です。せっかくおしゃれな書斎を作ったのに、コンセントが遠くて配線だらけ、ネットが不安定で仕事にならないようでは本末転倒です。

 

WIFIのルーターから書斎が遠くなってしまう場合は、有線LANケーブルを引くなど、リノベーション工事の際に工夫する必要があります。

 

 

エアコンや窓などの空調を整える


 

書斎に限った話ではありませんが、快適な空間を作るのに空調は欠かせません。特に1日中在宅で仕事をする方にとっては、暑すぎたり寒すぎたりすると、集中力を欠いて仕事のパフォーマンスにも支障がでます。
エアコンの空調が十分に届くところ、行き届かなければ新たに設置することも検討しましょう。

 

また窓の位置や大きさなども配慮すべきポイントです。窓を設置すると明るく解放的な空間になりますが、日が入りすぎて眩しかったり、西日で部屋の温度が上昇したり、場合によっては逆効果になることも。とはいえ窓がないと圧迫感がでてしまうこともあるので、窓の大きさや場所は慎重に検討するべきです。

 

そのほか、リノベーション以外にもちょっとした工夫で快適な書斎やワークスペースが作れることもあります。

 

関連記事:リノベーションでテレワークを快適に!環境づくりのコツとは

 

 

書斎・ワークスペースの種類

 

 

 

書斎・ワークスペースのつくりは、個室型・半オープン型・完全オープン型の3つに大きく分けられます。ご自身の生活やワークスタイルに合わせて検討しましょう。

 

 

フルリモートにおすすめの個室型


 

 

 

最も集中できるのが個室型の書斎・ワークスペースです。1人の空間・時間が確保できるので、フルリモートで勤務される方やオンライン会議が多い方などは個室型がおすすめです。

 

デメリットとしては、部屋にこもりがちになってしまったり、家族との会話 が減ってしまったりなどが挙げられます。

 

 

主婦・主夫におすすめの半オープン型


 

 

「家事や育児の合間に仕事がしたい」という方は、リビング・キッチンの隣に書斎・ワークスペースを設けるような半オープン型がおすすめです。
子どもから目が離せないという方は、完全に独立した書斎では難しい場合があります。

 

パーテーションや本棚などで空間をゾーニングすることで、ワークスペースを作ることも可能です。個室と違って、リノベーションの費用もリーズナブルにできるメリットがあります。

 

デメリットとしては、仕事と私生活のオンオフが難しいなどが挙げられます。

 

 

家族と空間を共有できる完全オープン型


 

 

完全オープン型は、仕切りやゾーニングもなく同じリビングなどの空間に書斎・ワークスペースを作ることを指します。子どもや家族と空間を共有しながら作業スペースも確保でき、空調やインターネットを新設する必要がないのがメリットです。

 

ただし、生活音で集中できないなどのデメリットはあるため、書斎というよりは、ちょっとした作業スペース(家計簿をつける・書類を整理するなど)として考えた方がよいでしょう。

 

 

書斎リノベーション費用の目安

 

 

 

書斎のリノベーションは、工事の規模・デスクや本棚などのグレードによって費用が異なります。素材にこだわったり、床や壁を交換したりすると費用も高くなります。

 

リビングの一角にデスクを設ける程度であれば、10万円程度で工事も可能です。 わかりやすく下記の表にまとめました。

 

カウンターやデスクの設置(半オープン・オープン型) 80,000〜130,000円程度
壁を増設してゾーニング(個室・半オープン型・オープン型) 150,000〜200,000円程度
電源や有線LANケーブルの施工が伴う場合 150,000〜300,000円程度
デットスペースを活用した個室型の書斎 400,000円程度
独立した本格的な個室型の書斎 1,000,000円以上

 

あくまで目安ではありますが、費用感は上記のようになります。建材や素材にこだわりがなければ、グレードを少し下げるなどして費用を抑えることも可能です。

 

 

書斎リノベーションのおすすめレイアウト3選

 

 

 

書斎やワークスペースには、主に3種類のレイアウトがあります。それぞれメリット・デメリットを考慮した上で検討してみてください。

 

 

王道の壁付け型レイアウト


 

 

 

デスクを壁付けに配置する王道のレイアウトです。壁に向かって作業するため、集中できる配置でもあります。スペースを使わないので、空間をコンパクトにまとめられるのもメリットです。

 

デメリットとしては、前方の壁に圧迫感を感じる場合があることです。

 

 

共同作業にもおすすめ独立型レイアウト


 

 

 

デスクがアイランド型になっており、部屋の中央に独立して配置してあるレイアウトです。前方の壁の圧迫感がなく開放的なのが特徴。また、複数人で共同作業する場合は対面式でデスクが使えるので便利です。ミーティングや商談など、お客様を迎えるときにも使えるデスクの配置といえます。

 

デメリットとしては、空間を大きく利用するので狭い部屋には不向きな点が挙げられます。

 

 

作業効率が上がるL字型レイアウト


 

 

 

L字型のレイアウトは、その名の通りL字にデスクが配置されているレイアウトです。ワークスペースが豊富なため、資料を広げたりPCモニターを2台使ったりと、空間を贅沢に使えて作業効率をあげられます。使い方は自由なので、横に伸びたスペースを使って食事をしたり仮眠をとったりと使い勝手がよいのがメリットです。

 

デメリットとしては多くのスペースが必要になり、既存の家具の配置が難しくなる点が挙げられます。

 

 

 

まとめ

 

快適な書斎やワークスペースを作るには 「適切な場所・レイアウト選び」 「コンセント・WIFI環境の確保」 「空調の整備」 の3つがポイントになります。
個室型やオープン型などの種類があるので、ご自身の生活・ワークスタイルに合わせて検討してみてください。

 

北九州の株式会社ディックは、多くの施工実績のあるリノベーション会社です。テレワークに適した書斎・ワークスペースのリノベーションも承っております。
リノベーションをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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