2023.08.15 [ コラム ]
間取り変更リノベーション事例6選!間取りアイデア・費用・注意点を紹介
大規模なリノベーションとして間取り変更をする場合があります。リビングを広くとって開放的な空間にしたり、大部屋に仕切りを作って小部屋を作ったりして、部屋の雰囲気をガラッと変えてくれます。しかし大規模なリノベーションとなると、費用も高額になる分、慎重に考えたいですよね。
そこで本記事では、アイデアとして役立つ、間取り変更リノベーションの事例6選をご紹介。合わせて気になる費用相場や間取り変更の注意点も解説していきます。
リノベーションの間取り変更事例〈戸建て〉
さっそく、間取り変更リノベーション事例を戸建て・マンション別にご紹介します。リノベーションで間取り変更をご検討中の方は、1つのアイデアとして参考にしてみてください。まずは戸建ての事例を見ていきましょう。
1階の間取り変更リノベーション〈5LDK→4LDK〉
〈Before〉
〈After〉
5LDK→4LDKの1階間取り変更リノベーション事例です。
もともとLDKの横には和室がありましたが、和室をなくして同色のフローリングを張ったことでリビングが広くなりました。フローリングは、NODAネクシオウォークフィット6㎜を採用。6㎜と薄めのフローリングのため既存床の上から施工ができます。ノンワックスで日頃のお手入れもカンタンな床材です。
キッチンスペースとダイニング間の間仕切壁には、愛猫が進入しないようにオーダーメイドの格子扉を設置。ダイニングにはキッチンと対面で会話をしながら軽食ができるように、カウンターテーブルを設置しています。
重厚な木造を生かした間取り変更リノベーション〈9DK→7LDK〉
※Beforeの写真なし
〈After〉
9DK→7LDKの間取り変更リノベーション事例です。
ご両親から受け継いだご実家を、家族のライフスタイルに合わせてリノベーションしました。
もともとの重厚な木造を活かしながら、ふた部屋を繋ぐ廊下を壁で区切らないことで開放的で広々としたLDKに。一角にはキャットルームを配置しました。キッチンはクリナップのステディアを選定。正面とカップボード含め、沢山収納ができる素敵なキッチンに生まれ変わりました。
LDKに大きくレイアウト変更したリノベーション〈4DK→3LDK〉
〈Before〉
〈After〉
4DK→3LDKの間取り変更リノベーション事例です。
ご両親との同居を機にご実家のリノベーションのご依頼。
「アイランドキッチンにして家族でご飯を食べたい」というご要望に合わせて、LDKを大きくレイアウト変更しました。また将来のことを考えて、できるだけ段差を無くしたり水まわりの動線をスムーズにしたり、お客様のこだわりを最大限に活かした間取りにしています。
リビングは長押など和室特有の名残が残ったデザインに。LDKの床には、グレイッシュなフローリング調フロアタイルを貼っています。
リノベーションの間取り変更事例〈マンション〉
続いてマンションの間取り変更リノベーションの事例です。マンションの間取り変更は、構造によっては変更が難しい場合があります。中古物件選び(特にマンション)の際には、間取り変更ができる物件なのかもチェックしたいところです。
リビングと土間と広く取った間取り変更リノベーション〈3DK→1LDK+WIC〉
〈Before〉
〈After〉
3DK→1LDK+WICの間取り変更リノベーション事例です。
「こだわりのあるオトナのための部屋」をコンセプトに、100年以上経過したアメリカの納屋などから採取された、US 古材を棚や壁カウンターなどにふんだんに使っています。和室は洋室に変更し、DKからLDKに変更して広々としたブルックリンスタイルのリビング・ダイニングの空間に様変わり。
玄関の横にあった洋室を広い土間としてスペースを取り、床タイルを斜めに張るなど収納機能を備えた表情のある空間に仕上がっています。
さまざまな内装素材を使用したり、タイルの張り方など細部にもこだわり、ビンテージ感のある、オトナ心をくすぐる空間です。
お洒落なカフェスタイルの間取り変更リノベーション〈4DK→2LDK+S〉
〈Before〉
〈After〉
4DK→2LDK+Sの間取り変更リノベーション事例です。
「思わず友達を呼びたくなるような部屋」をコンセプトにした、楽しい気分になるビタミンカラーの空間に。築32年のマンション一室の壁をすべて取り払い、少人数のご家族がゆったり過ごしやすい間取りにリノベーションしました。
見えないところでは、配管をすべて一新し、両外壁に断熱材を、小上がり床下には除湿材を設置しています。また、ベランダ側にしか付けることができなかったエアコンを各部屋に設置できるように配管しました。
玄関入ってすぐの収納&土間スペースは趣味の部屋にしたり、収納に使えたりと、使い方は自由自在。小上り収納がついたサブルームはスクリーンで仕切ると個室になり、状況にあった使い方ができるようになっています。
壁一面のモザイクストーン&間接照明は暖かい雰囲気を作ります。
開放感のあるリビングの間取り変更団地リノベーション〈3DK→2LDK〉
〈Before〉
〈After〉
3DK→2LDKの間取り変更リノベーション事例です。
個々で閉ざされていたキッチンやダイニングを、開放的なLDKになるようリノベーションしました。リビングダイニングと洋室が、移動可能なシェルフユニットで区切られていることで、視線が通りやすくなりとても広く感じられます。キッチンの背後の可動棚は、奥行きのある大容量収納で、家電や調理用品・食材や調味料などを収納可能です。
白×青×茶の3色が織りなすミニマルスタイルは、ブルーの床材で無機質感を出しながらも、キッチンの腰壁や化粧梁の木材によって、ぬくもりのあるデザインに。住宅では見かけないタジマ製のデニム柄床材を採用し、玄関からリビングまで繋げたことで、唯一無二の空間が完成しました。
間取り変更リノベーションの費用相場
間取り変更リノベーションの費用は、当然ながらリノベーションする規模によって費用が上下します。簡単な間取り変更でいうと、アコーディオンカーテンや簡単な仕切りを設置する方法もあります。こういった簡易的な間取り変更は、10万円以下でおこなうことも可能です。
一般的な間取り変更の場合、次のような費用が目安となります。
仕切り壁の設置 | 約50,000〜200,000円 |
壁やドアの新設 | 約150,000〜300,000円 |
水回りの変更やLDKに変更 | 約100〜300万円 |
特に水回りの変更はコストがかかりやすい箇所です。そのため、あらかじめ水回り(トイレ・お風呂・キッチン)は、場所の変更をしなくてよい作りの物件を選ぶとよいでしょう。元の位置は変更せず、新しくキッチンやお風呂を入れ替えるリノベーションの方が安価に済みます。また、壁紙やフローリングの素材などのグレードを下げることで、費用を抑えられる場合もあります。またリノベーションの内容によっては、補助金を活用して費用を抑えるのも1つの手です。
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リノベーションで間取り変更する際の注意点
ライフスタイルに合わせた設計
住まいの間取り変更は、ライフスタイルに合わせて設計することが大前提です。現在はもちろん、将来的なライフスタイルの変化についても考えなければなりません。
例えばペットを迎えることになった、子どもができた、年を取って段差がキツくなったなど。今だけでなく、将来のことも考えて子ども部屋を確保しておく、バリアフリーにしておくなど工夫できます。
今後の将来設計や家族構成など踏まえて、リノベーション会社と話を進めましょう。
導線を考慮した間取り
お洒落なリノベーション事例はたくさんありますが、デザインだけでなく、生活動線といった機能的な部分も考慮するのがベストです。
明るいリビングにするために、窓の設置や窓の大きさ・高さを変更するのもよいでしょう。ゲストルームからキッチンが見えてしまう、書斎まで行くのに寝室を通らなければならない(寝ているところを起こしてしまう)など導線が考慮されていないと、のちに間取り変更を後悔することも。
導線を考慮した間取り変更を考えましょう。
マンションや戸建ての構造を把握
リノベーションの自由度でいうと、実は戸建てに軍配が上がります。なぜならマンションは、共用部分はリノベーションが不可な他、管理規約によってはリノベーションが禁止・制限されていることもあるからです。さらに構造上、大規模な間取り変更は難しい場合が多々あります。
戸建ても構造によっては難しい場合がありますが、比較的自由度が高いといえます。共用部分や管理規約もないため、こだわりのリノベーションができるでしょう。
また、建物の構造には主に「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがありますが、リノベーションの自由度はラーメン構造にあります。
リノベーションする物件探しは「マンションor戸建」「ラーメン構造or壁式構造」なども判断基準の1つとなるので注意しましょう。
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水回りの間取り変更は特に注意
前述したように、水回りの間取り変更は費用が高額になるうえ、工事が複雑になります。配管や電線工事なども必要になるためです。
特にマンションでは、水回りの変更ができないケースが多々あります。マンションに限らず、戸建ての場合も事前に変更の可否を確認しておきましょう。しかし費用が高額になりがちなため、水回りの間取り変更はしないレイアウトにする、間取り変更しなくてよい物件を選ぶなども1つの考えです。
まとめ
間取り変更のリノベーションは、住まいの雰囲気を明るく、ガラッと変えてくれます。住み心地のよい空間にするためにも、将来のライフスタイルや導線などを踏まえてリノベーション会社に相談してみてください。
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