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2023.11.01 [ コラム ]

リノベーションとリフォームの違いとは?

 

 

最近よく耳にする「リノベーション」と「リフォーム」。よく混同されがちですが、日本の建築業界において両者の意味合いは異なり、使い分けられています。

 

「リノベーションとリフォームの違いがわからない」
「どちらを選んだらいいかわからない」

 

今回はこのようにお悩みの方向けに、リノベーション・リフォームの違いとともに、それぞれのメリット・デメリットを解説。中古物件の購入や改修を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

リノベーションとリフォームの違い

 

 

 

リノベーションとリフォームの違いは、その目的にあります。リノベーションの主な目的は、既存住宅を作り変えるとともに新たな魅力や価値を高めること、リフォームの目的は古くなった住宅を改修し元の状態に戻すことです。

 

両者の言葉に明確な定義があるわけではありませんが、日本の住宅業界において、上記のように使い分けられています。
それぞれ詳しくご紹介します。

 

 

リフォームとは?


 

リフォームとは、古くなった住宅を改修し元の状態に戻す工事のことです。基本となる構造や間取りはほとんど変わらず、壁紙やフローリングを張り替えたり、古くなったキッチンを交換したりなど、主に原状回復のためにおこなわれます。

 

大きな間取り変更や、デザインにこだわることはしないため、リノベーションと比較して工事も早くて済むほか、費用も抑えられる特徴があります。

 

 

リフォームが向いている人とは?

 

リフォームが向いている人は、次のような方です。

 

部分的に改修したい

デザインにこだわらない

費用を抑えたい

なるべく早く終わらせたい

 

リフォームは、デザインよりも物件の原状回復がしたい方に向いています。古くなったキッチンをシステムキッチンに交換したり、和式トイレを洋式トイレに交換したりといった部分的な設備交換も、リフォームに含まれます。時間と費用を抑えながら、部分的に改修したい方におすすめです。

 

 

リノベーションとは?


 

リノベーションとは、既存住宅を作り変えるとともに新たな魅力や価値を高める工事のことです。老朽化した箇所の改修だけでなく、ライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、デザインにこだわったりと、自由度が高い設計ができることが特徴です。単に改修するだけでなく、プラスで新たに魅力や価値を吹き込み、生活の快適さとデザイン性を兼ね備えた空間を実現できます。

 

 

リノベーションが向いている人とは?

 

リノベーションが向いている人は、次のような方です。

 

デザインにこだわりたい

改修以外で生活の質も向上させたい

思い切ってすべて一新させたい

多少時間や費用がかかっても構わない

 

リノベーションは、部分的な工事だけでなく、暮らしの空間全体のデザインにこだわりたい方に向いています。子どもがいる家族や、夫婦2人暮らし、1人暮らしなど、一人ひとりの生活スタイルによって空間に求めるデザインや機能性は異なります。
子ども部屋を作りたい、在宅なのでワークスペースを作りたいなど、自由な設計がしたい方におすすめです。

 

 

リノベーションとリフォームのメリット・デメリット

 

 

 

「リノベーションとリフォーム、結局どちらがいいの?」と迷う方もいるかもしれませんが、一概に良し悪しはつけれず、それぞれメリット・デメリットがあります。住宅の改修を考えている方は、両者を比較して検討してみましょう。
それぞれの項目ごとに詳しく比較していきます。

 

なお「フルリフォーム」や「スケルトンリフォーム」などの用語がありますが、この場合は「リノベーション」と同じ意味合いで使われていることが多いようです。ここでは一般的な「リフォーム(部分的な改修)」と比較しています。

 

 

生活の質向上での比較


 

生活の質向上の観点でいうと、リノベーションに軍配が上がります。
部分的な工事にとどまるリフォームでは、工事後の大きな生活の質向上はそこまで期待できないからです。

 

リノベーションの場合は、ライフスタイルに合わせて空間を全面的に改修します。暮らしやすさといった生活の質向上は、リフォーム工事よりも期待できるでしょう。

 

 

デザイン面での比較


 

デザイン面においても、リノベーションが優れています。
リフォーム工事の場合は、原状回復を目的としているためデザイン性はそこまで重要視されていません。部分的に改修することが多いため、一部分は新しくきれいにはなりますが、他は古いままでチグハグになってしまうことも。

 

その点リノベーションでは、プロの設計士と何度もすり合わせをおこない、全体的に統一感のあるデザインに仕上がります。

 

 

受ける制約での比較


 

改修工事において、住宅の構造や規約によってそもそも工事が難しい場合があります。このような制約を受けやすいのは、どちらかというとリノベーションです。

 

リフォームは基本的に基盤となる柱や壁を壊さず、部分的な工事をおこないます。一方リノベーションは、間取り変更などの自由な設計ができる反面、比較的大規模な工事がともなうため、この制約を受けやすくなるといえます。壁や柱を壊す、水回りの場所を移動するなど、住宅によっては制約があり、リノベーションが難しいケースがあります。

 

そのため、工事前にリノベーションに適した物件かどうか確認することが重要です。

 

 

工期の比較


 

工事にかかる期間の観点から比べると、リフォームの方がスピーディーに完了します。
工事は小規模であり、デザインや設計に関する担当者との打ち合わせも少ないため、時間がかかりません。既存住宅に住みながら工事ができるのもメリットです。

 

一方リノベーションの場合は、デザインや間取りにもこだわるため、担当者と何度も打ち合わせが必要になります。工事も比較的大規模になることが多いため、数ヶ月仮住まいが必要になることも念頭に入れておかなければなりません。
ただし、部分リノベーションである場合、住みながら工事ができるケースもあります。

 

関連記事:住みながらのリノベーションはできる?かかる期間や注意点を紹介>

 

 

費用面での比較


 

費用の観点からいうと、リフォームに軍配が上がります。
設備の交換や、壁紙・フローリングの張替えなど、部分的な工事にとどまるリフォームは費用が安くおさまります。

 

リノベーションの場合は、大規模な工事になることが多く、デザインなどにもこだわるため、費用は高額になる傾向です。

 

工事の内容にもよりますが、リフォームの場合は4〜100万円程度。リノベーションの場合は、680〜1000万円以上とかなり幅があります。
※あくまで目安です。

 

 

リノベーションの種類

 

 

 

リノベーションには一長一短がありますが、時間や費用がかかることを除けば、リノベーションには多くのメリットがあるといえそうです。
ひとことにリノベーションといっても以下のようないくつかのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

 

 

中古を購入してリノベーション


 

中古物件を購入してのリノベーションは、最もスタンダードな方法です。最近は新築より価格を抑えられることから、若い世代を中心に人気を集めています。中古物件を購入する際は、価格や立地などはもちろん「リノベーションに適した物件」を選ぶことが重要になります。

 

中古物件を買って自分好みにリノベーション>

 

 

所有している不動産をリノベーション


 

すでに所有している不動産(戸建てやマンション)をリノベーションする方法です。今まで長年住んでいた住宅や、親から相続した実家などがそれに当たります。すでにある既存住宅をリノベーションするため、物件探しや購入の手間はありません。「あと何年住むのか」を考えて、リノベーション工事の内容を決めていきます。

 

実家・今住んでいる家が生まれ変わるリノベーション>

 

 

リノベーション済みの物件を購入する


 

「リノベーション済みの物件を購入する」という方法もあります。この場合、リノベーション工事はすでにおわっているため、すぐに入居が可能です。新築同様でありながら、費用が抑えられるメリットがあります。すでに完成されている住宅のため、実際の状態を見て判断ができるのも魅力です。

 

リノベーション済み物件の購入について>

 

 

リノベーション会社の種類

 

 

 

リノベーションをおこなっている会社は、主に次のような業態があり、それぞれ得意とする分野が異なります。各会社の得意・不得意や特徴などを比較して適切なリノベーション会社を選択しましょう。

 

 

リノベーション専門会社


 

リノベーション専門会社は、その名の通りリノベーションに特化した会社です。リノベーションの施工を手掛けるだけでなく、中古物件探しからローンの借り入れ、施工、アフターフォローまで一貫してサービスが受けられるのが特徴です。窓口が1つのため意思の疎通がスムーズで、同じ担当者が最初から最後までサポートしてくれる安心感があります。

 

ただしリノベーション専門会社の中には、一部のサービスを業務委託している会社もあります。リノベーション専門会社の中から選ぶ場合は、自社でワンストップのサービスを提供している会社がおすすめです。

 

 

リフォーム会社


 

リフォーム会社は、主に部分的な内装工事や設備交換を手掛ける会社です。いわゆる「部分リノベーション」したい人におすすめです。リフォーム会社によっては、フルリフォーム・フルリノベーションに対応している会社もあります。ただしリフォーム会社の場合、リノベーション専門会社のようなこだわりのあるデザイン性は期待できないケースがあります。

 

 

不動産会社


 

不動産会社は、主にリノベーション済み物件を販売しています。また、不動産物件の仲介や売買をおこなっているため、さまざまな中古物件の情報を保有しています。リノベーションするための中古物件探しの際は、不動産会社を利用するのも1つの選択です。ただし、リノベーションの施工に関しては業務委託をしているケースがあります。また、中古物件探しの際もリノベーション向きなのかの判断は、不動産会社だけでは難しいといえます。

 

 

建築設計事務所


 

建築設計事務所は、新築及びリノベーションの設計やデザインを手掛ける会社で、プロの建築家による、高いデザイン性のある設計ができるのが魅力です。建築設計事務所は、主にデザイン・設計に対応するため、その後の施工は外部に委託しています。そのため、費用は割高になる傾向です。

 

 

リノベーションは何から始めるべき?

 

 

 

まずはファーストステップとして、リノベーション会社を選定し、無料相談を受けてみることをおすすめします。

 

ポータルサイトで探すことも可能ですが、「リノベーション×(エリア)」で検索すると、お住まいの地域でリノベーションを手がける会社がいくつかでてくるはずです。目星を付けたリノベーション会社のこれまでの実績や、施工事例をホームページなどでチェックしてみましょう。

 

気になったリノベーション会社にコンタクトを取って、無料相談を受けたり、見積もりを取ってもらいます。リノベーション会社によりますが、中古物件探しにも同行してもらえますので、活用してみてください。
無料相談では、リノベーションについての疑問や不安について気軽に相談できます。「あまりよくわかっていない」「迷っている」という方でも問題ありません。

 

 

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北九州市を拠点とする株式会社ディックは、物件探しから施工まで1社完結でおこなうリノベーション専門会社です。リノベーションをするための中古物件探しも、プロが現地に同行し、リノベーション向きの物件であるかを見極めます。毎年500件以上の施工実績があり、日々お客さまの理想の住まいの実現のお手伝いをしています。

 

気軽な相談、現地調査、プラン提案、お見積りまで無料です。無理な営業はなく、提案したプランにご納得いただけた方のみご契約いただいています。
設計プランによってご希望であれば、イメージがしやすい3Dの完成予想図「イメージパース」を作ることも可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

 

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